まだパンツはいてるの?

俺はプロのノーパンだ

『マネーという名の犬‐12歳からの「お金」入門』がめちゃくちゃ役に立ちそう

ボード=シェーファーが著した『マネーという名の犬‐12歳からの「お金」入門』を読んだ。

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

俺は、恥ずかしながら、政治経済学部に所属していながらも、ほとんど政治の勉強しかしていないので経済や金融の知識はほぼ持ちあわせていない。それこそ小学生と変わらない程度のマネーリテラシーしかないかもしれないので、タイトルには「12歳からの」とあるが21歳の俺は躊躇せずに読み始めた。

何事もそうだが、最初は自分が思っている以上に入門書を読むことでの効果が大きい。中途半端に知ったかぶって中級者を相手にした本を読んだり問題集を解いたりしても、前提知識がないからそこで学べることは本来の数割程度になってしまう。

そして、やはりこの本からはじめて正解だった。下手に「このインデックスがうんたらかんたら」とか「サブプライムローンがノンバンクでROE(デタラメ)」とか言われても何も頭に入ってこない。少女と犬の物語に絡めて解説してくれる本書はためになった。

 

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本のポイント

以下は、章末にあったポイントをリストにしたものだ。金利など現在の日本に直接当てはまらないこともあるだろうが、応用を効かせることもできるだろう。

・お金は人生で1番大事なものじゃないかもしれない。でも、なにもかもうまくいかないとき、お金はすごく大切。

・お金との正しいつきあいかたを知らないせいで苦労している大人はとても多い。だから、お金の勉強はなるべく早いうちに始めること。

・自分が本当に何を望んでいるのかを知るために、まず「お金があったらしたいこと」を10個考えて、書き出してみよう。

・たいていの人は、実は「自分の本当の望み」を知らない。

・夢や目標は「夢アルバム」を作り、写真や絵を貼って目に見える形にしておこう。そして夢や目標を達成したらどうなるか、何度も心に思い描いてみよう。そうすると、はかない望みが強い願望に変わり、実現させる可能性を探すようになる。

・夢や目標を実現するための「夢貯金箱」を作って、使わずにとっておけるお金を入れよう。

・決めたことはすぐにやる。そして「やってみる」ではダメ。「やる」!

・最初は、お金がどれだけあるかはあまり大事じゃない。大事なのは、お金とどうつきあうかを学ぶこと。そうしてはじめて、もっとたくさんのお金を得られるようになる。

・お金を稼ぐのに大事なのは「自分ならできる」と信じること。つまり自信を持つこと。

・自信を持つために、上手くいったことだけを書く『成功日記』をつけよう。

・他の人が抱えている問題を解決してあげると、人は喜んでお金を払ってくれる。

・常に考えよう‐問題を解決するために自分が何を知っているか、何ができるか、何が備わっているかを。

・「自分が喜んでやりたいことはなにか」をはっきりさせよう。そのことえ他の人が抱える問題を解決することができるか、どうやってお金を稼げるかを考えよう。

・1つの仕事だけをあてにしてはダメ。思っているより早くダメになるかもしれないから。すぐに追加の仕事を探そう。

・順調なときは誰だってお金を稼げる。トラブルに直面したときにこそ、キミの真価がわかる。

・毎日必ず『成功日記』をつけよう。10分あればできる。この10分の積み重ねが将来、大きな違いを生む。

・忙しいときも、問題が起きたときにも、自分で決めたことを実行しよう。困難にみまわれたときにもやり通せるかどうかが大事。

・お金を儲けた人たちは、問題を抱えているときほど最高の仕事ができる人たちだ。

・まず自分が変わらないかぎり状況は変わらない。

・やろうと決めたことは、72時間以内にやること。72時間以内にやらなかったら、きっと二度とやらないから。

・「仕事は不愉快でつらいもの」という思い込みを捨てよう。自分が本当に好きなことを仕事にしよう。

・お金に興味を持っていると、毎日がわくわくしたものになる。そしてとても興味深い人々と知り合いになれる。

・もっとお金を稼ぐことを考える前に、まず今あるお金をやりくりすることを学ぶこと。

・借金がある人が守るべき4つの原則とは
1.クレジットカードをすべて破り捨てる。
2.分割払い金はできるだけ少なくする。
3.「5分5分ルール」を守る
4.「本当に必要?」

・余ったお金は全部借金返済に使わず、貯蓄をする。そしてモノを買うときは借金をせずに貯まったお金で買えるモノを買う。そうすれば、新しく借金をしなくて済む。

・お金持ちになる人は「他人が何をするか」は気にしない。自分が正しいと思ったことをする。

・突拍子もない大きな目標のほうが意外とすんなり達成できることもある。なぜなら小さな目標を達成しようとするときよりも、ものすごくたくさんの努力をするから。

・純粋な気持ちこそが「仕事」を価値あるものにする。

・使うために貯金するだけではなく、お金持ちになるために「決して使わないお金」を貯金しよう。

・ガチョウを殺してはいけない。ガチョウとはキミのお金のこと。お金を「貯金」すれば利息がもらえる。この利息こそ、キミのガチョウの金の卵だ。

・多くの人がお金の問題を抱えているのは、若い頃からお金について考えてこなかったから。若いうちに始めるのが1番だ。

・「お金があるほど不幸になる」というのはまちがい。

・キミが一生懸命、目標や夢に向かって取り組んだり努力をしたり考えたりしていると、キミを尊敬する人や助けてくれる人がきっと現れる。

・ただ「待つ」というのは、世の中で1番くだらない仕事。その時間を何に利用できるかを考えよう。

・いつも全部のお金を使ってしまっていたら、ガチョウは持てないし育たない。

・お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせよう。お金持ちほどこのことをよくわかっている。

・お金持ちはお金を大切にして仲良くしている。「汚いもの」とは思っていない。

・「幸運」とは、実は準備や努力の結果にすぎない。

・決してお金が第一ではない。大切なのは、毎日わくわくしていること、できることはやってみること、そして自分に何ができるか考えること。

・不安のない人なんていない。不安を抱えていても前に進もう。そのときはじめて勇気を持つことができる。

・一生懸命努力するには、まず楽しくなくてはいけない。

・仕事で得られる報酬の半分は「実際の仕事」に、残りは「仕事のアイディア」と「アイディアを実行に移した勇気」に対して支払われるもの。

・お金はきちんと準備した人のもとにだけ留まるもの。

・お金そのものは人を幸せにも不幸にもしない。幸せな人は、お金を手に入れればもっと幸せになる。心配ばかりしている人は、お金が増えれば心配も増える。だからまず、自分自身が変わらなければお金があっても幸せにはなれない。

・お金はキミがどういう人なのかを見せてくれる鏡のようなもの。キミが良い人間ならお金を使ってたくさんの良いことをするし、泥棒だったらそのお金をくだらないことに使ってしまう。

・人生において最もすばらしいものは、不安を乗り越えてこそ得られる。そして不安を乗り越えたときにだけ人は成長する。

・お金持ちになれば、他の人を助けることができる。

・何をしたいかを決めるのは簡単。大事なのは、その代償を払ってでも必要なことをする覚悟。

・困難や失敗、恥をかくことへの不安から人生を台無しにした人はたくさんいる。そこから逃げたらそれでおしまい。

・成功しても、うぬぼれて学ぶことをやめてはいけない。学ぶことをやめたら人としての成長も止まってしまう。

・くじけそうなときは、『成功日記』をめくろう。これまでの成功を振り返ることで自信を取り戻せるから。

・不安は、失敗することを想像したときに生まれるもの。でも『成功日記』を読み直せば、成功体験だけを考えられる。そうすれば自然と、成功すると思えるようになる。

・投資は思っているより簡単。

・ガチョウを育てるための投資の3原則とは
1.安全な投資であること。
2.金の卵をたくさん産んでもらえること。
3.わかりやすく、扱いやすいこと。

・自分で会社をつくらなくても、その会社で働かなくても、株を買うことで簡単に会社の経営に参加できる。つまり、自分の代わりにお金に働いてもらえる。

・株を買ったり売ったりしたい人が集まって、毎日売り買いを行う場が「株式市場」。

・モノの価値は「人々がそれにいくら払うか」で決まる。

・株への投資は、多くの利益を生み出す可能性がある一方で、もともと出したお金が減ってしまう可能性もあることを理解しておこう。

・人が自分を誇りに思えるのは、困難なことを成し遂げたとき。

・「投資信託」とは、大きなお鍋のようなもの。自分で株を選んで買う時間や知識や、あるいはその気がない大勢の投資家が、そこに自分のお金を入れる。

・このお鍋の中のお金を株に投資する、お金の専門家を「ファンドマネージャー」という。ファンドマネージャーは、どこに投資すればお金が儲かるか、とてもよく勉強していて、将来株価が上がりそうなところを選んでくれる。そしていっぺんに損をしないように、いろいろな会社の株を買ってセットにしている。

・それでも、何かの表紙に全部の株が下がることだってある。だから、また上がるまで待てるように、すぐに使わないお金だけを投資しよう。

・「ボラティリティ」とは、株の値段の上がり下がりの幅のこと。一般的には、ボラティリティが小さいほど安心といえる。

・株価の暴落は、1つの季節と同じ。自然と同じで、株式市場にもこの季節が繰り返し巡ってくる。

・持っているお金をぜんぶ株や投資信託に投資してはダメ。

・将来を予測することは専門家でも難しい。

・リスクを分散するには、お金の一部は絶対安全なところに回すほうが良い。

・誰にでも向き不向きがある。不得意なことは別の得意な人にやってもらい、自分は得意なことに専念すれば、みんなが幸せになり大きな成果も出せる。

・お金は、ごく普通で、自然なもの。

・お金と賢くつきあえば、より豊かでより幸せな人生が送れる。

・なくしたものを嘆くのではなく、一緒に過ごした時間に感謝しよう。

 

自分にあてはめる

俺は現在アメリカで学生をしていてアルバイトすらしていない、というよりする暇もないしそもそも雇ってもらえるかもわからない。母親に学費も出してもらって仕送りもしてもらっている身分だ。

そんな自分でも、自分が将来「お金があったらしたいこと」を考え「夢アルバム」の代わりにスマホの壁紙をその写真に変えて、その夢を達成したらどうなるかをスマホを開ける度に心に思い描くことはできる。『成功日記』を始めるなんて簡単にできるだろう。トレーニング中にただ漠然と音楽を流していた代わりに、初学者にもわかりやすいVoicyに収録されている金融ラジオを聞いて少しずつマネーリテラシーを高めていくこともできれば、仕送りしてもらった金額の教科書代など学習に必要な額を差し引いた額を「使うお金」と「使わないお金」に分けて貯めることすらできる。海外在住だと日本の証券会社に口座を作ることがほぼできないので投資は難しいが、アメリカで口座を開いて試してみることも不可能ではない。そして最後に、やると決めたことは72時間以内には実行に移すことは誰だってできる。

この本に書いてある多くのポイントは実践に移せるものであり、その1つ1つの積み重ねが将来大きな違いとなるだろう。

ただ読んだだけでは本の価値が半減してしまう。読者も自分の状況に落とし込んで上のリストからそれぞれできそうな部分を実践してみよう。

 

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口コミ

中学生までに読みたかったです。でも、大人になった今読んでも読んでよかった。
お金を稼ぐとはどういうことか、お金にお金を稼がせるとはどういうことか。小手先の知識ではなく原理原則についてわかる本でした

お金に対する考え方、接し方について丁寧に書かれている良本。12歳の子供には若干難しいような気もするので、親子で読んで内容について理解を深めるのが良いと思います。(お父さん、お母さんが先に読んどいたほうが良いかも?!)

お金のブロックが強くて、お金となかなか仲良くできない私ですが、この本は、ワクワクしながら、お金(エネルギー)の流れ方を教えてもらいました。

お金と仲良くできる人は、お金の性格をよく把握し、その性質を巧みにコントロールして、自分のところにお金(エネルギー)を呼び込むことができるんだな。

大富豪大貧民のトランプゲームのように、一旦大富豪になると、その位置を奪われにくい。同様に、大貧民になると、なかなかステージを上げるのは困難。ゲームと同じように、一旦、お金の流れに乗れたら、きっと人生は面白いくらいあっという間に変わるかもしれないと思わせてくれた一冊です。

 

 


マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

 

ちなみに、この本はアマゾンプライムに入会していると無料で読むことができる。まだプライム会員になっていないという人は、登録してみてもいいかもしれない。
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